ヨハネスブルグ(Johannesburg)

ヨハネスブルグは 1886年に金鉱が発見されてから、南アフリカ最大の経済都市となっている。南アフリカ最大の経済都市で、ハウテン州の州都でもあるため、ヨハネスブルグを首都と誤解する人も多いようだ。

日本からヨハネスブルグまでは、香港・シンガポールを乗り継いで、最短でも約 17時間を要する。「ヨハネスブルグ国際空港」は市の中心から東に約24kmに位置し、南アフリカ共和国の空の玄関を担っている。

ヨハネスブルグという名称は、 1856年の金鉱発見時に測量のために派遣された人物の名前と、アフリカーンス語で「村」を意味する「burg」に由来する。

近年は、南西に位置する旧市街のニュータウン地区の再開発も進んでいる。 20世紀初頭の建築物が有効に活用され、博物館や美術館、ショッピングモールなど見どころが多い都市でもある。ニュータウンと中心部を結ぶ「ネルソン・マンデラ橋」は有名。

ヨハネスブルグの北東約 11kmには、ビジネスの拠点として発展した街「サントン」がある。ショッピングセンターがあり、「ネルソン・マンデラ」の像が建てられたことで観光名所にもなった。ネルソン・マンデラはアパルトヘイト(人種隔離政策)撤廃の指導者であり、初代大統領としても有名な人物だ。

南西約 5kmには、テーマパークとして「ゴールドリーフシティ」がある。金鉱採掘の現場を見学するツアーは人気だ。

ヨハネスブルグの北西約 30kmには、1999年に世界遺産に登録された「人類のゆりかご」という広大なエリアがある。東端にある鍾乳洞の「スタークフォンテーン洞窟」は、有史以前の人類の頭皮とあごの骨「ミセス・プレス」が発見された場所でもある。

「 FNB(ファースト・ナショナル・バンク)スタジアム」が、2010年のFIFAワールドカップ決勝の会場に予定されている。ちなみに、ワールドカップの期間中はスタジアムの名称は「サッカーシティ・スタジアム」に変更される。

ヨハネスブルグは、アフリカの都市でも犯罪発生率が高いことで知られており、渡航する場合には十分注意する必要がある。あまりの治安の悪さに「世界で最も危険な都市」といわれる。日本の外務省でも危険情報を発し、特にダウンタウン地区には旅行者に近づかないように勧告が出されている。